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Missデビル 2話 あらすじ&感想 [ドラマ]

Missデビルの第二話が放送されました!あらすじと感想をまとめます。
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【あらすじ】

人材活用ラボに配属された斉藤は、椿眞子から営業第二部のリストラ人材を選ぶ役割を与えられる。

「自分の決断で、その人の会社人生を終わらせる…。」

重要なミッションを受け、斉藤は営業第二部で雑用等を手伝う形で働く事になった。営業第二部には様々な人がいる。斉藤の事を気にかけて優しくしてくれる小早川。仕事が遅く、要領が悪く、成績も上がらない小島。そのような小島に厳しくあたる浅岡部長。

誰をクビにすれば良いんだ…。そんなのわかるわけない。途方にくれる斉藤。同期はそれぞれ配属された場所で新人らしい悩みを抱えているようだが、誰かをリストラする責任を負っている斉藤に比べれば可愛い悩みだった。しかし、そのような斉藤の悩みを同期に打ち明けられるわけもなく、1人で重いミッションに悩む斉藤。しかし、誰かを選ばなければならない。家族にも上手く相談する事は出来ない状態で、時間は過ぎていった。

一方、会長は椿眞子を呼び、リストラをする事にどう考えているかを聞き出そうとする。会長は「全ての社員は家族である。」という持論があり、社員を大切にしてほしい。椿眞子は「悪い子にはお仕置きが必要ですよね」と譲らない。会長は「お仕置きは親の務めだから、私の役目であって、あなたの役目ではない。」と。椿眞子は無言でその場を立ち去った。


斉藤は、営業第二部の社員たちの仕事ぶりを確認し、成績が上がらず、ミスが多い小島をリストラの対象にすると椿眞子に報告。

「わかりました。小島をリストラの対象にするという事でよろしいですね?小島は結婚して、専業主婦の妻がいて、子供がいて、昨年4000万円以上の自宅を購入し、一家の稼ぎは小島に依存しているため、もし小島が職を失えばローン返済に苦しみ、経済的に苦しむ事は確実。それでも、小島をリストラするという事でよろしいですね?」

椿眞子から、自分が知らない小島の家庭状況を聞き、決断に躊躇する斉藤。すると、椿眞子からすぐさま追撃。

「あなたは、なんとなくでリストラの対象を選んでいるのですか?自分の仕事には責任を持ちなさい。あなたはここで仕事をして、給料をもらっている。なんとなくでやって良い仕事のはずがない。」

厳しい言葉だったが、正論すぎて、何も言い返せない。斉藤は再度リストラ対象を選ぶ宿題を持って帰る事になった。


翌日、斉藤のパソコンに謎のメモ書きが貼られていた。

「小早川は浅岡部長からセクハラを受けている。」

シンプルな文章だったが、インパクトは十分。言われてみれば、浅岡部長は小早川に声をかける時肩に手を置いたりしていて、思い当たる行動もある。もしかしたら本当かもしれない。

早速、小早川を別室に呼び出して、セクハラ被害を本人から聞き出そうとする斉藤。しかし、小早川はセクハラを否定。「何を言っているの斉藤くん?セクハラなんてないわよ。」そう言って小早川はその場から立ち去ってしまった。

セクハラ報告があった事、しかし、小早川本人から否定された事を斉藤は椿眞子に報告した。そこで斉藤は、椿眞子から衝撃的な映像を見せられる。浅岡部長のセクハラ現場の映像だった。
「小早川さん。なんで?なんで認めてくれなかったんだ?」

翌日、再度小早川にその映像と一緒に改めてセクハラ被害の有無を確認する斉藤。
「浅岡部長を告発しましょう。セクハラ被害を受けていることを正直に話すんです。私の上司が協力してくれるはずです。」
小早川は今まで言い出せなかった事を話し出す。
「私の夫が末期ガン患者で入院しているの。手術には莫大な費用が必要で。私が働くしかないのよ。わかるでしょ。ここで騒ぎを起こしたくないの。」

小早川の迫力に戸惑う斉藤だったが、しかし、小早川を助けたい一心で負けずに小早川を説得する斉藤。結果、斉藤の熱意に押され、セクハラ被害を報告すると小早川は椿眞子の部屋に向かった。


人材開発ラボの椿眞子の部屋を訪問し、椿眞子と小早川と斉藤の3人がテーブルで向き合う。ICレコーダーをセットして、椿眞子が質問をする。
「あなたは、セクハラ被害を受けていますか?」

しかし、小早川から返ってきた言葉は思いもよらぬ答えだった。

「いいえ、そんな事実はありません。」

「何を言ってるんですか小早川さん!報告してください!」
すかさず突っ込む斉藤。しかしそれを制する椿。

「お黙り。セクハラ被害はなかった。それでよろしいですね?」

小早川は結局セクハラを報告しなかった。証拠の映像があるにも関わらず…。


しかし、話はここで終わらない。椿眞子は、その後衝撃の事実を小早川に突きつける。

「小早川さん。あなた、営業売り上げを不正に操作しましたね?既にある契約を一旦解約して、それを再契約して売り上げとして計上している。これをすれば、あなたの営業売り上げは2倍になりますね。これは、会社規則の中で、許されない事です。ここに証拠の契約書もあります。これは言い逃れの出来ない事実です。あなたがセクハラを受けているにも関わらず、それを認めなかったのは、自分に注目が集まるのが怖かったからですね。もし自分に注目が集まってしまったら、不正が明るみになるかもしれない。だから認めるわけにはいかなかった。」

目が血走る小早川。何も言い返せない。
続けて、椿眞子はたたみ掛ける。

「小早川さん、あなたは、会社を辞める権利があります。」

ペンと便箋を差し出され、しばらく机の上を見つめる小早川。結局自ら退職願いを書き、涙ながらに退職した。

小早川の退職願を不正報告と共に受け取った人事部長の伊東は、椿眞子に問いかける。
「あなた、実は小早川さんの不正を見抜いていたんではないですか。証拠を固めるために、あえて新人を営業第二部を担当させて、みんなの警戒心を緩めている間に小早川さんの不正証拠を固めていた。そうじゃない?」

「買いかぶりすぎですよ。」
椿眞子は颯爽と歩いていき、ある場所に向かっていた。そこは、かつての豪邸が全焼した斧ヶ崎という場所だった。


【感想】
椿眞子は相変わらずミステリアス。この手のダークヒーローは厳しい態度を取りつつ実は裏で考えている事は優しいというのが鉄板ですが、今の所椿眞子にはそのようなそぶりは見えません。ただ、今回退職に追い込まれた小早川も退職したあとは夫に寄り添い、残りの人生を一緒に過ごすことに時間を使える事で晴れやかな気分になっている様子が見えたので、結果的に退職させられた人もHappyになっています。(結果論かもしれませんが。)

椿眞子は考えは厳しいですが、仕事への向き合い方やセクハラなどの悪を倒すなど、突きつけられると正論なんですよね。給与を得ていて、自分がその責任を果たせているかなど、今回の指摘は考えさせられるものがありました。

過去には火事の光景や、今回はその跡地を訪れるなど、今の椿眞子誕生に繋がるきっかけはあるようです。今後の展開も楽しみですね!
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Missデビル 1話 あらすじ&感想 [ドラマ]

菜々緒さん主演のMissデビルが始まりました!
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悪魔のような所業で人事関連に切り込んでいく菜々緒さんに、振り回される共亜火災保険の社員たちを描く人間模様は、面白くもあり、恐ろしくもある。リストラがタブーとされている日本ではかなり攻めた内容になっていますので、今後あらすじと感想を記載しながら追いかけていきたいと思います!

【登場スタッフ相関図】
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【あらすじ】
4月から保険大手の共亜火災保険社に入社する事になった斉藤博史は期待に胸を高鳴らせていた。田舎出身の普通大学出身で、自分でも良く入社できたものだと幸運に感じる中、新しい会社での生活が楽しみで仕方なかった。

研修に入り、決意を新たに入り口で立ち止まる斉藤。
そんな斉藤に対し、いきなりぶつかってきて挑発的な言葉をかけてくる日下部。彼は財務局長の息子の御曹司らしい。学歴も家柄も圧倒的に高いステータスを持つ日下部は自信満々という感じの一方で、人を見下すような性格の悪さも垣間見える。

同じく、人事部長の伊藤千紘も話しかけてくれた。
「入社おめでとう。期待してるから、頑張ってね!」

暖かい言葉にやる気がかき立てられる。この会社で活躍出来る人材になるぞと改めて決意を新たにする。


しかし、研修はそんな決意を揺らがせるような内容だった。

研修を仕切る事になった外部人材コンサルタントの椿眞子という女性は、いきなり全員が凍りつくセリフを口にした。

「はじめに皆さんに一番大事な事を教えます。退職願の書き方です。皆さんには、会社を辞める権利があります。この研修の中でついていけないと思ったり、辛いと思ったら、自分の意思で、自由に退職届を提出してください。私は社長からこの研修を一任されています。この研修が終わる頃には、ここにいる50人から10人に絞らせていただきます。」

研修室がざわつく。せっかく入った会社なのに、いきなり40人に退職してもらうというのだから無理もない。不安に思う斉藤。不遜な表情で、絶対の自信を見せる日下部。表情を変えない椿。研修のオブザーバーなのに椿には何も逆らえない沖津。様々な感情が交錯していた。

いざ始まった研修の内容はハードそのもの。

山道のランニング、荷物を抱えての障害物競走、雨天の中、穴を掘りそれを埋める肉体労働。グループメンバーの欠点指摘etc。研修中は肉体的にも精神的にもひたすら疲れさせる作業をさせられて、その内容も理不尽そのもの。社会人として何を学んでいるのか、疑問が尽きない。研修中はスマホや電話も禁止、ルールを守れなかったら減点。基本的に減点方式で、研修生たちは椿の減点対象にならないようにミスに怯える。そんな雰囲気なので、周りに対しても疑心暗鬼。こそこそ隠れてルール違反をしても、誰かが椿に報告するかもしれない。そのような空気が満ちていて、同期を信頼することも難しくなっていった。

そして、事件は起きた。研修が始まって初めて迎える週末が空けて、斉藤が研修室に入った時、そこには50人いたはずの研修生のうち11人しかいなかった。実に40人近くの同期が退職届を研修室に残し、退職してしまったのだった。

その光景に唖然とする斉藤。なぜ、このような事態が起きた?大手に入って、今後同期と一緒に社会に意義のある仕事をしていきたいと思っていたのに、いきなりほとんどの同期が消えた。全ては外部から来た人事コンサルタントの椿が悪いのではないか。今まで椿に感じていた恐怖の感情に、怒りの感情も込み上げてくる。

そして、その光景を目にした南雲の体調が急変。口を抑えてトイレに行くといって研修室から出ていってしまった。

南雲は心優しいが行動が鈍い一面があり、同じグループメンバーの日下部から鈍臭い、いなくなれと酷い言葉をかけられていた。研修中も、代わりに日下部のレポートを書かせたり、日下部が斉藤を気に入らないからという理由で、靴を引き裂かせたり、土をかけたり、陰湿な嫌がらせを南雲を通してさせていた。

同期からのそのような嫌がらせが続き、ただでさえ精神的に追い詰められていた南雲。そこに今回の同期大量退職が重なり、南雲は研修センター建物の屋上から飛び降りてしまう。

木がクッションとなり一命を取り止めた南雲だったが、研修室の雰囲気は最悪。今回の事件がきっかけとなり、これ以上の研修続行は中止となることに。しかし、最後に投票により現在の11人から各々が不要と思う1人を選出し、その1人に退職してもらう事を提案する椿。すかさず日下部が賛同して、退職投票が行われた。ルールはいたって単純。5人以上から投票された人物がいれば即退職、誰も5票に満たなかった場合は椿が退職する人を決める。誰も不要と思う人がいなかった場合は棄権を意味する『×』での回答も可能。

南雲と同じグループだった日下部のグループは4人で意見を一致させて今病院で療養中の南雲に投票。南雲には4票が集まり、斉藤以外の5人は棄権。そして、最後に斉藤の票が開封されると、そこには新入社員の名前ではなく、椿眞子の名前が…。

「あなたがいなければ、こんな研修にはならなかったんだ!いなくなってほしい人物は、あなただ!」

意気込む斉藤に冷たい視線を送り、椿眞子が口を開く。5票集まった人物がいなかったので、椿が退職する人を選ぶ。椿に票を入れた斉藤が選ばれるだろう、とみんなが思う中、椿が指名した人物は日下部だった。

「皆さんのスマホに、メールが届いていると思いますので、確認してみてください。」

メールを開けると、そこには日下部が南雲をいじめる現場が撮影されていた。暴力は解雇に相当すると主張していた日下部に対しての見事なしっぺ返し。「これもパパの力で消すのかしら?」挑発する椿に対して、日下部がペンを持って刺しにかかる。それを椿は上段蹴り一閃で日下部を倒し、高いヒールを突きつけて、

「あなたには、退職する権利があります。退職しますか?」

何も言えず、日下部は退職を宣言。こうして、新入社員50人が椿の最初の宣言通り10人に絞られて研修は終了した。

なぜ、椿は新入社員を退職させる必要があったのか。そこには共亜火災保険の切迫した財政事情が隠されていた。表向きに報告されている財政状況よりも、当社が抱える財務は悪化している。共亜火災保険の昨今の営業利益と財政状況を分析した結果、この会社が新たに採用できる新卒の適正人数は10人だった。50人は採りすぎだったので、この研修で10人に絞る必要があったのだった。

人事部長の伊藤は納得ができなかったので、社長にも直談判。
「共亜火災保険は家族のような温かさがありました。私もその社風が好きで、ここまで貢献してきました。」

社長はすかさず指摘する。
「その社風が失敗だったから今の共亜火災保険があるんだ!今、この会社は変わらなければいけないんだ!」


研修が終わり、配属先が発表された。斉藤の配属先は新設部署の人材開発ラボ。挨拶に行くと、そこには研修のオブザーバーだった沖津。沖津の他に、国本、花村、田部への挨拶を済ませ、最後に室長室に入り室長に挨拶。しかし、そこで斉藤の目に飛び込んできたのはあの人事コンサルタントの椿眞子だった…。

「あなたには、これから共亜火災保険の社員のリストラを手伝っていただきます。多くの社員の人生をあなたが変えるのよ。楽しみね。」

美しく、悪魔のような椿眞子と、新入社員の斉藤の人材開発ラボでの仕事が開始される。

【感想】
この春、多くの新卒が社会人の仲間入りをしていますね。まだ研修中の人もいれば、もう現場に配属されて活躍している人もいるかもしれません。時事ネタとしては良いドラマですね!
最近は大手も平気でリストラする時代です。安定を目指して大手に入った人も多いと思いますが、その会社の状況は外からみている姿と中から見る姿が異なるという声は多くの人から聞こえてきます。新しく社会人になった人の中にも、理想と現実のギャップに苦しむ人も出てくるかもしれません。今後、斉藤も共亜火災保険の中で、厳しい現実と向き合いながら社会人として成長して行くことでしょう。どのようなストーリーになるか、今後の展開から目が離せませんね!

また、ドラマのスタートは椿眞子の幼少期(?)に満月の夜全焼している家を眺めているシーンからスタートしていました。このシーンが椿眞子の人生、考え方にどのような影響を及ぼしたのか、後にどのように回収されるのか楽しみですね。
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